閉経後はほてり、のぼせ、頭痛、肩こり、イライラ、冷え、胸の痛み等の不定愁訴に悩まされがちです。様々な症状が同時に現れることも多く、「どの診療科で診てもらえばよいのか?」と疑問に思っている人もいらっしゃるのではないでしょうか?ここでは、閉経後、不定愁訴に悩まされている場合におすすめの診療科について解説します。
閉経後の様々な症状には婦人科がおすすめ!
閉経後に現れる様々な症状に関して言えば、「エストロゲン」と呼ばれる女性ホルモンが急激に減少することが原因であることがほとんどです。したがって、最後の生理から1年以上経っており、のぼせや大量の発汗、動機、息切れ、めまい、冷え、頭痛等の症状が見られる場合には、一度婦人科で診てもらうことをおすすめします。
最近では、閉経後に現れる様々な不定愁訴に対応した「女性専門外来」を併設したウィメンズクリニックも登場しています。従来の医療は臨床も研究も男性中心であり、女性の身体に関する研究成果も乏しかったのです。男女の社会的な地位の変化に伴い、女性の社会進出が増えたことで、性差に着目した研究が盛んになり、より専門性の高い研究成果が得られるようになりました。
女性専門外来のスタッフは、女性医師を筆頭に女性のみにより構成されています。男性医師には話せないような内容も気兼ねなく打ち明けられる体制が整っておりおすすめです。